子供の頃夢中になって観た映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。
デロリアンと聞くと、多くの人が映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンを思い浮かべるでしょう。
しかし、デロリアンは実際に存在した車であり、映画の影響で伝説的な存在になりました。
本記事では、デロリアンの車種やモデル、新型の登場、日本での所有状況などを解説していきます。
デロリアンは実在の車? その特徴とは?
デロリアン DMC-12は、1981年から1983年にかけてアメリカのデロリアン・モーター・カンパニー(DMC)によって製造されたスポーツカーです。
ステンレス製ボディとガルウィングドアが特徴で、プジョー・ルノー・ボルボ(PRV)のV6エンジンを搭載しています。
しかし、会社の経営破綻により短期間で生産が終了しました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とデロリアン
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、デロリアン DMC-12がタイムマシンとして登場し、一躍有名になりました。
映画用に改造され、次元転移装置(フラックス・キャパシター)やタイム回路が追加されることで、未来を旅するシンボルとなりました。
この影響で、デロリアンは世界的にカルト的な人気を誇る車となりました。
デロリアンの車種と新型モデル
デロリアン・モーター・カンパニーが製造したのはDMC-12のみですが、2022年に「デロリアン・モーター・カンパニー(新DMC)」が新型EVスポーツカー「アルファ5」を発表しました。
DMC-12のデザインを継承しつつ、現代的な要素を加えたモデルとして注目されています。
デロリアンの価格|新車と中古市場
また、デロリアン専門のレストア業者が存在し、レストア済みのDMC-12を販売しています。
日本におけるデロリアンの現状
日本には約100台~150台のDMC-12が現存しているとされています。
輸入業者や個人所有者によって管理され、特定のイベントや展示会で見ることができます。
また、デロリアンを所有する芸能人や有名人もおり、SNSやメディアで話題になることもあります。
デロリアンのレプリカとカスタム車両
映画仕様に改造されたデロリアンのレプリカは世界中で制作されており、数百万~数千万円でオーダーメイド可能です。
特に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』仕様のデロリアンは人気が高く、販売業者も存在しています。
まとめ
デロリアン DMC-12は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の影響で伝説的なスポーツカーとなり、現在も世界中のファンに愛されています。
日本国内でも100台以上が現存し、中古市場では高額取引されることが多いです。
また、新型モデル「アルファ5」も発表され、未来へ向けた新たなデロリアンの歴史が始まろうとしています。
映画ファンやクラシックカーファンにとって、デロリアンは今もなお憧れの存在なのです。