新築のクロス、白すぎたかも!

白い壁紙のリビングルーム 家づくりのヒント
画像出典:photoAC

新築で壁紙を白にしたものの、「思ったより白すぎた」「まぶしい」「病院のような雰囲気になってしまった」と感じる方も多いのではないでしょうか?

実は、私の家も全ての壁紙を白くしてしまったという経緯があります。

白いクロスは清潔感があり、部屋を広く見せたり、明るくする効果がありますが、一方でデメリットもあります。

本記事では、白いクロスのデメリットや対処法、アクセントクロスの活用方法、人気の壁紙ランキングなどを紹介し、後悔しない壁紙選びのポイントを解説します。

この記事のポイント
  • 白いクロスのデメリットとは?
  • 白いクロスがまぶしい・白すぎた時の対処法
  • メインクロスにグレーを選んで後悔しないためのポイント
  • 新築の壁紙選びで後悔しないために

白いクロスのデメリットとは?

白いクロスには、部屋を明るく見せたり、清潔感があったりと、多くのメリットがあるものの、以下のようなデメリットもあります。

  • まぶしさを感じる
    日当たりの良い部屋では、光が反射してまぶしく感じることがあります。
  • 単調な印象になりがち
    家具やインテリアが白系統だと、全体的にのっぺりとした印象になりがちです。
  • 汚れが目立つ
    特に手垢やホコリ、タバコのヤニなどが付きやすく、定期的な掃除が必要です。
  • 寒々しい雰囲気になることも
    北側の部屋では、白いクロスが冷たい印象を与えることがあります。

白いクロスがまぶしい・白すぎた時の対処法

白すぎるクロスが気になる場合、以下の対策を試してみましょう。

  • 全て照明を電球色にすることで、光の反射を抑え、落ち着いた雰囲気を作れます。
  • 木目調の家具やベージュ・グレー系のカーテンを取り入れることで、空間のバランスが取れます。

つまり、白い壁紙にベージューや茶色の家具の色を反射させることや、電球色の照明の灯りを反射させることで、白い壁紙がベージュがかったようになり、まぶしさを軽減し、落ち着いた雰囲気になります。
ちなみに、私の家も全ての電球は電球色にしています。
(下記の写真は電球色の参考です)

電球色の照明
画像出典:photoAC

汚れが目立たない壁紙の色は?

汚れが気になる方には、以下の色の壁紙がおすすめです。

  • グレー系
    薄めのグレーは汚れが目立ちにくく、モダンな印象を与えます。
  • ベージュ系
    温かみがあり、手垢やホコリが目立ちにくい色です。
  • アイボリー系
    白に近い色ですが、少し黄みがかっているため、汚れが目立ちにくくなります。
  • 木目調のクロス
    木目柄は多少の汚れや傷が目立ちにくいので、ナチュラルな雰囲気を演出できます。

アクセントクロスで広く見える色は?

部屋を広く見せるためには、次の色のアクセントクロスがおすすめです。

  • 淡いブルー
    爽やかで奥行きを感じさせる効果があります。
  • ペールグリーン
    自然な雰囲気を演出し、開放感を与えます。
  • ライトグレー
    落ち着いた雰囲気を保ちつつ、空間を広く見せます。
  • ミラー効果のあるクロス
    光を反射して、部屋を明るく広く見せる効果があります。

アクセントクロスの使いすぎに注意!バランスの良い取り入れ方

アクセントクロスを取り入れる際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 1~2面までに抑える
    部屋全体に貼ると統一感がなくなるため、壁の一部に取り入れるのがベストです。
  • 家具や床の色と調和させる
    壁だけ浮いてしまわないように、インテリアとのバランスを考えましょう。
  • 色のトーンを揃える
    あまりに違う色を組み合わせると、落ち着かない空間になるため、同系色でまとめると良いでしょう。

人気の白クロスは?

白いクロスを選ぶなら、人気商品もチェックしてみましょう。

  • 石目調:ナチュラルな質感で、まぶしさを抑えつつ洗練された印象。
  • 織物調:布のような風合いがあり、単調になりにくい。
  • マット仕上げ:光の反射を抑えた上品なデザイン。

メインクロスにグレーを選んで後悔しないためのポイント

グレーのクロスは落ち着いた雰囲気を演出しますが、選び方を間違えると後悔することも。

  • 暗すぎる色は避ける
    部屋全体が暗くなりすぎる可能性があります。
  • 家具との相性を考える
    木製家具や暖色系の照明と組み合わせると、温かみのある空間に。
  • アクセントクロスと組み合わせる
    白やベージュなどの明るい色とバランスを取ると、洗練された印象に。

新築の壁紙 人気ランキング&おすすめクロス

人気の壁紙をランキング形式で紹介します。

  1. アイボリー系クロス(ナチュラルな雰囲気で汚れが目立ちにくい)
  2. ライトグレーのクロス(落ち着いた印象で人気)
  3. ベージュ系クロス(温かみがあり、どんなインテリアにも合う)
  4. ホワイトのテクスチャ入りクロス(のっぺりせず、おしゃれに見える)
  5. アクセントクロス(ブルー・グリーン系)(部屋を広く見せる効果あり)

新築の壁紙選びで後悔しないために

壁紙選びで後悔しないためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 実際のサンプルを取り寄せる
    カタログの写真だけで決めず、実物を確認することが重要です。
  • 部屋の光の当たり方を考慮する
    日当たりの良い部屋は光を反射しやすいので、マットな質感のクロスを選ぶと◎。
  • メンテナンスのしやすさをチェック
    汚れが落ちやすいクロスや、防汚加工がされたものを選ぶのもおすすめです。

壁紙のサンプルはとても小さなものです。
実際大きな壁面に貼られると色の印象はグッと変わります。
実際、小さなサンプルで見ている時に感じる色と、大きな壁面に貼られると、あれ、こんなに明るい、もしくは薄かったかな〜ということになりかねます。
そのあたりは、担当のコーディネーターとよく話し合いの上決めることをお勧めします。

まとめ

白いクロスは魅力的ですが、デメリットもあります。
後悔しないためには、照明や家具との組み合わせ、アクセントクロスの活用、人気のクロスの選び方を意識することが大切です。

適切な壁紙選びで、おしゃれで快適な空間を作りましょう!

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MiTTSU

注文住宅新築の経験をもとに、お家づくりのヒントと、生活のヒントについて雑学もまじえ配信します。
どうぞよろしくお願い致します。

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