無垢床 水拭きロボット、NG?

無垢床 家づくりのヒント

無垢床は自然素材ならではの温かみや風合いが魅力ですが、手入れ方法によっては傷みやすくなることもあります。
私の家も、1階、2階と全て無垢の床にしました。

そこで気になるのは「水拭きはしてもいいの?」「水拭きのロボット掃除機は使えるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、無垢床のお掃除ロボットについて解説します。

無垢床は水拭きしてもいいの?

無垢床は基本的に水分に弱く、水拭きを頻繁に行うと膨張や変形、割れの原因になります。

ただし、適切な方法で、汚れがひどい場合に限り、水拭き自体がNGというわけではありません。

無垢床を水拭きしてはいけない理由

  • 水分が木材に浸透し、膨張や変形を引き起こす可能性がある。
  • 乾燥が不十分だと、カビや黒ずみの原因になる。
  • 表面加工の種類によっては、水拭きが推奨されないものもある。

無垢床を綺麗に保つためのポイント

  • 基本の掃除は乾拭きがベスト。
  • 汚れがひどく、どうしても水拭きをする場合は、硬く絞った布で素早く拭き、すぐに乾拭きする。
    乾拭きはティッシュやキッチンペーパーがよい。
  • ワックスやオイルを適宜塗布し、表面を保護する。

無垢床の水拭き頻度

水拭きは、乾拭きでも取れない、頑固な汚れが気になる部分だけをポイントで拭くのが理想的です。頑固な汚れがない場合を除き、無垢床は、ほぼ永久的に水拭きはしません。

無垢床にスチームクリーナーは使える?

スチームクリーナーは高温の蒸気を使って汚れを浮かせるため、無垢床に使ってはいけません。

スチームクリーナーが使えない理由

  • 高温の蒸気が木材を膨張させ、歪みやヒビ割れの原因になる。
  • 表面の保護層を傷めてしまい、汚れや水分が浸透しやすくなる。
  • 乾燥が不十分だと、シミやカビのリスクが高まる。

無垢床でロボット掃除機を使うときの注意点

最近は水拭き機能付きのロボット掃除機も多く販売されていますが、無垢床で使う際にはいくつかの注意が必要です。

水拭き機能付きロボット掃除機はNG

  • 水を適量に調節できない機種では、無垢床に水が残る可能性がある。
  • フローリングの目地に水が入り込み、膨張や変形を引き起こすことがある。
  • 機種によっては水拭き用パッドが床材を傷つける可能性がある。

水拭き機能付きのものは無垢床には使わないほうがよいです。

無垢床におすすめのロボット掃除機は?

無垢床に対応したモデルを選ぶことをおすすめします。

  • 水拭き機能のない、吸引機能のみのロボット掃除機ならOK

参考:ルンバのメリットとは?

ロボット掃除機といえばルンバが代表的ですが、どのような点が優れているのでしょうか。

ルンバの何がそんなにいいの?

  • 強力な吸引力で、ホコリやゴミをしっかり除去。
  • センサーによる精密なマッピングで、効率的な掃除が可能。
  • 水拭き機能がないモデルなら、無垢床にも安心して使える。

お掃除ロボットは何年くらい使える?

一般的に、ロボット掃除機の寿命は 5~7年程度 ですが、バッテリーや部品交換を行えばさらに長く使えます。

挽き板(ひきいた)の場合

挽き板(ひきいた)の水拭きロボットについて

挽き板(無垢材を薄くスライスし、合板に貼り付けたもの)は、無垢床よりも水に強いですが、基本的には乾拭きが推奨されます。
水拭きを行う場合は、できるだけ水分を少なくすることが大切です。

参考:無垢床に水をこぼしたら

無垢床は自然の温もりや風合いが魅力ですが、水に弱いという特徴があります。
うっかり水をこぼしてしまった場合、すぐに拭かないとと、シミや膨張、反りの原因になってしまいます。

なので、水をこぼしたらすぐに拭きましょう。
時間が経つとシミになります。

まとめ

無垢床の美しさを保つためには、適切な掃除方法を知ることが重要です。

  • 水拭きはNGだが、頑固な汚れなどで、水拭き必要な場合はしっかり絞った布で素早く拭き、すぐに乾拭きをしっかりとする
  • スチームクリーナーは無垢床に使ってはいけない。
  • ロボット掃除機を使うなら、吸引機能のみのモデルを選ぶ。
  • ルンバは強力な吸引力が魅力で、無垢床にも安心して使えると考えられる。

正しいメンテナンスで、無垢床の美しさと耐久性を長く保ちましょう!

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注文住宅新築の経験をもとに、お家づくりのヒントと、生活のヒントについて雑学もまじえ配信します。
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