新築、窓っていらない?
新築住宅を設計する際、窓の大きさや数をどのように決めるべきか悩む人は多いです。
最近では、「窓を少なくする」「窓を小さくする」設計が増えており、これにはさまざまな理由があります。
では、窓が本当に、どのように必要かどうか、考えてみましょう。
窓が少ない家のメリット、デメリット
メリット
窓を少なくすることで得られるメリットは以下のような点です。
デメリット
窓が少ない家にはデメリットもあります。
窓が少ない家は暗い?
窓が少ないと、室内が暗くなる可能性が高いですが、以下の工夫をすることで明るさを確保できます。
窓が少ない家、火事の時は大丈夫?
火事の際、窓が少ないと避難経路が限られ、リスクが高まる可能性があります。
安全対策として以下の点を考慮するとよいでしょう。
窓が少ない家の後悔
窓を少なくした結果、以下のような後悔をする人もいます。
実際、昼間でも遮光カーテンでしめると、部屋が暗くなるという経験があるひともいるでしょう。
やはい、窓が少ない家は、暗くなりがちで、照明に頼ってしまうかもしれません。
窓を小さくするメリットは?
窓の数を減らすだけでなく、サイズを小さくすることで以下のメリットがあります。
リビングの窓が小さいと後悔する?
リビングは家族が長時間過ごす場所のため、採光や開放感が重要です。
窓が小さいと以下のような後悔につながることがあります。
掃き出し窓が小さいと後悔する?
窓が小さいとは少しニュアンスが違いますが、掃き出し窓が小さいと、ベランダや庭へのアクセスが不便になったり、光の入り方が制限されることがあります。
横すべり出し窓で後悔することは?
参考に、横すべり出し窓でも後悔することがありそうです。
横すべり出し窓はデザイン性が高く、通風にも優れていますが、以下のような後悔がある場合も。
建築基準法で窓の高さは決まっている?
建築基準法では、採光や換気のための窓の面積について規定があります。
一般的に、居室の採光窓の面積は「床面積の1/7以上」が必要とされ、換気窓の面積は「床面積の1/20以上」と定められています。
ただし、地域や建物の用途によって異なるため、事前に確認が必要です。
まとめ
窓を少なくしたり小さくすることで、断熱性や防犯性の向上、コスト削減といったメリットがありますが、採光不足や風通しの悪さなどのデメリットも存在します。
家の設計を考える際には、これらのメリット・デメリットを踏まえ、自分たちのライフスタイルに合った窓計画を立てることが大切です。