窓の種類 掃き出し窓について

掃き出し窓 家づくりのヒント
この記事のポイント
  • 掃き出し窓とは?
  • 掃き出し窓の種類
  • 掃き出し窓と他の窓の違い
  • ベランダに掃き出し窓以外の選択肢は?他の窓の違い

掃き出し窓とは?

画像出典:LIXIL

掃き出し窓(はきだしまど)とは、床面までガラスが広がる大きな窓のことを指します。
主にリビングやベランダ、庭に面した場所に設置されることが多く、開放感を演出しながら室内と屋外をスムーズに行き来できるのが特徴です。

掃き出し窓の種類

掃き出し窓には以下のような種類があります。

  • 引き違い窓:左右にスライドして開閉する一般的な掃き出し窓。
  • 折れ戸タイプ:アコーディオンのように折りたたんで開閉できる。
  • 開き戸タイプ:ドアのように外側または内側に開く構造。

掃き出し窓のサイズ

掃き出し窓のサイズは、住宅の規格や用途によって異なりますが、一般的なサイズは以下の通りです。

  • 高さ:1800mm~2400mm
  • :1650mm~3470mm(引き違い窓の場合)
    オーダーメイドで希望のサイズに調整することも可能です。

掃き出し窓と他の窓の違い

掃き出し窓

画像出典:photoAC

掃き出し窓の多くは引き違い窓の形式を取りますが、引き違い窓自体は必ずしも掃き出し窓とは限りません。
引き違い窓は高さが低いものもあり、掃き出し窓のように床面まで広がらないことがあります。
そのようなものを腰高窓と言います。

腰高窓

腰高窓とは、床から腰の高さ程度の位置に設置される窓のことで、換気や採光を目的に使用されます。
掃き出し窓とは異なり、出入りのための開口部としては使われません。

腰高窓
画像出典:photoAC

窓の種類と名称(サッシ窓の種類を含む)

窓には様々な種類があり、用途や設置場所によって使い分けられます。

  • 引き違い窓:左右にスライドして開閉する窓。
  • FIX窓(はめ殺し窓):開閉ができない窓。
  • 縦すべり出し窓:縦軸を支点にして外側へ開く窓。
  • 横すべり出し窓:横軸を支点にして外側へ開く窓。
  • ルーバー窓(ガラリ窓):複数の細いガラスを角度調整しながら開閉できる窓。

ベランダに掃き出し窓以外の選択肢は?

掃き出し窓はベランダへの出入りに適していますが、以下のような代替窓も考えられます。

  • 腰高窓+勝手口ドア:掃き出し窓の代わりに小さな窓とドアの組み合わせ。
  • FIX窓+通風用小窓:開閉を最小限にしつつ採光と通風を確保。
  • 折れ戸タイプの窓:開口部を大きく確保しながらも、コンパクトに収納できる。

まとめ

掃き出し窓は開放感を演出しながら室内外をつなぐ重要な役割を果たします。
種類やサイズを理解し、用途に応じた選択をすることで、快適な住空間を実現できます。
また、ベランダには掃き出し窓以外の選択肢もあり、ライフスタイルに合った窓を選ぶことが大切です。
掃き出し窓は主にリビングですが、彩光と太陽の熱を取り入れることを主として考えます。

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注文住宅新築の経験をもとに、お家づくりのヒントと、生活のヒントについて雑学もまじえ配信します。
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